Fluidic Swarm

研究概要

本研究では、群ロボットを流体のように扱い、ユーザーの身体の延長として直感的に操作できる制御システム FluidicSwarm を提案しました。本システムではユーザーの手の動きを介して群ロボットが模倣する流体の特性を操作することで、群の形状や柔軟性といった特性を変化させることができます。この機能により、障害物回避や物体搬送などの多様なタスクに対して、ユーザーが多数のロボットを容易かつ柔軟に操作できるようになります。本システムを用いることで、テレオペレーションや遠隔協調作業を含むさまざまなシナリオで、群ロボット制御の効率と操作体験の質が向上することが期待されます。

関連論文

Michikuni Eguchi, Shigeo Yoshida, Mai Nishimura, and Takefumi Hiraki, “FluidicSwarm: Embodiment of Swarm Robots Using Fluid Behavior Imitation,” Proceedings of the ACM SIGGRAPH 2025 Emerging Technologies (SIGGRAPH 2025), pp. 5:1–2, 2025.8.

ACM DL

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